SSブログ

世界禁煙デー

前の車からのことではあるが、朝、エンジンを始動すると、「今日は何月何日、何の日です」というアナウンスがある。
まあ、毎日、何かの日である。

昨日、5月31日は世界禁煙デーであった。
今朝、フランスのニュースをみると、それを扱っていた。

若い時代に1年未満だろうか、煙草を吸ったことはある。ちょっとした反抗心と、都会で生きるかっこいい女性を気取ってのことだった。
しかし、体にはあわないし、たばこ代はかかるし、いつの間にかやめてしまった。

止めれば人の喫煙が気になる。我が家で時々パーティというのか、人を集めての食事会などしていたけれど、だんだん喫煙者に冷たくなっていったものだ。

この頃、身の回りにタバコを吸う人はいない。亡くなったつれあいも呼吸器関係が弱いということもあったのか、煙草はすわなかった。二人とも吸わないとなると、煙草を吸う人にたいして厳しくなる。

フランスでも喫煙者は肩身が狭い。ある食事の席で、隣にすわった男性がタバコを取り出し、Ca ne vous derange pas?と私にタバコを吸う許可を求めてきた。私はSi, ca me derange.ときっぱりと喫煙を拒否した。もっと違う拒否の仕方があったのかどうか、しかし、その男性はおやっという顔はみせたものの、煙草はひっこめた。

日本では長く、会議でも食事でも、煙草をすうのに許可を求めてくるということはなかった。この頃の禁煙モードは大歓迎である。
ただ、田舎はまだまだの感がある。食事をするところは、分煙どころではない。どこでも喫煙可に近い。

公的な機関や病院などでの禁煙、大歓迎だ。
フランスでは公園や海岸での喫煙禁止の措置がとられているそうだ。オープンな空間だから喫煙可と思ったらとんでもない。フランスでは吸殻がポイ捨てされることもあって、大公害なのだ。

昔は外国旅行から帰るとき、煙草を1カートン買ってきては友人に配っていたが、今やまわりに喫煙者がいないこと、世の中からタバコがなくなればいいのに、と思うほどにタバコ嫌いになったこともあって、空港でタバコを売ることもやめてくれればいいのに、と思っている。

2020、日本からタバコ追放しよう!

nice!(0)  コメント(0)