SSブログ

初水仙を摘む

今朝、朝の洗面をするため、洗面所から北側の庭をみてびっくりした。
幾か所かに水仙が咲いている。ようやく咲いた。

面白いものだ。春の花は南の庭より北の庭が早く咲く。まあ、チューリップは南の庭が早いけれど。

待ちかねていた。というのも、亡くなったつれあいに供える花は、庭の花と決めている。だから冬の間はほとんど花無しですごす。ブリーザータイプのものを置いてはいるけれど、早く庭の花を、と思っていた。
それかといって、フクジュソウ、クロッカスというのは小さすぎてお供えにはむかない。

3本切って、小ぶりの備前焼の花瓶にさす。
庭の水仙よ、とつれあいに言う。もう3回目の初水仙になる。
月日の流れは速い。月命日が何回目になるか、指が足りなくなってしまったが、まだ計算はできる範囲だ。

つれあいの好きだったバラは、まだ生きているのか、枯れているのか、はっきりしない状態だ。

こうして春になって、庭が庭らしさをみせるようになると、二人して庭仕事に励んだ日々がよみがえる。
これからは秋深くなるまで、庭の花を絶やさなくできればいいのだが。
nice!(1)  コメント(0)