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仏教遺跡の地、バガンへ行く

ヤンゴンで1日を過ごし、もう地方探訪だ。
ミャンマーは南北に長く伸びた国だが、ヤンゴンから北へと足を延ばす。
プログラムは、ヤンゴン在住20年にmなる友人に一任、と言えば聞こえがいいけれど、実際は丸投げ状態で、プログラムを立ててもらった。

いろいろあって、ひとり旅、最後の1日を除いて、ガイドさんが専任で付いて下さるという、贅沢なたびになった。
明日、7時のにお迎えに参ります、といわれ、どこへ行くんでしたっけ、という、不真面目な客である。
バガンです、という返事に、ああ、バガンですね、と返事しても、ピンときているわけではない。

でも、現地主義、空港に到着してわかった。仏教遺跡の地である。
カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロドール遺跡、それにこのバガンが3大遺跡と言われているのだ。
11世紀、12世紀の遺跡が今なお残っている。大小のパゴダが4000近くあったものが、今では3000弱に減ったとはいうものの、あっちこっちに散在しているのは壮観だ。

空港に着くや、パゴダ巡りである。緑の中にニョキっと塔が見える。
金箔の貼られた金ピカパゴダ、ヤンゴンのパゴダには金の量では負けるかもしれないが、いやいや、キラキラ光っている。

日本のお寺と違い、パゴダは僧侶が常駐していない。仏像が存在し、祈りの場所ではあるが、誰に属するものではない。

小乗仏教だからなのか、仏陀のお顔も袈裟も、印の結び方も随分違うように思える。
参拝の人々の拝み方も異なる。

東南アジアは仏教が根付いているのは承知しているが、ああ、こんなにまで、と、感動だ。

裸足での参拝だから、各所で、裸足になっては足裏を吹き、また、同じことを別のパゴダでする。今日は結局、6回、その動作をした。ドップリ浸ったバガンの1日だった。
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