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ご生誕の月のお恵み

数日前から、夕方になると、姉の作ったステンドグラスの教会に灯をともす。
そして讃美歌の生誕を祝う曲をピアノを弾きながら歌う。
少しずつ、一人でもクリスマスモードにはいるためだ。

今日は、そのご褒美なのだろうか。うれしいことがあった。

冬の間、道路事情がよくわからないことや、朝の寒さに耐えられなくて、教会へ行くのをやめている。
12月はキリスト生誕の月、大切な行事もあるし、本当は行くべきなのだが、と心にひっかかっていた。

そこに東京の友人から、連絡があった。このご近所にお住まいの、彼女の先生のもとに、神父様がみえて、月に1回ごミサをたてられているのだという。
彼女の幼稚園からの友人が、軽井沢に住んでいて、その人が事情に通じているという。

そして今朝、その人から電話がかかってきた。そのごミサに与かりたいという私の意思を伝えると、先生へと伝え、先生から直接電話があったのだ。

来週、その月一のごミサがあるという。やはり別荘地なので、道順の説明もややこしい。どこかまでお迎えにいきましょう、というお申し出。

10年以上前になってしまうけれど、教会ではないところのごミサに参加したことがある。それは草津でのことだった。
余計な飾り物もなく、とてもシンプルなしつらえの中、お祈りは心のこもったものだった。

ああいう素朴なごミサにまたあずかれる、冷たい風が気にならなくなった。

ご生誕へ向けてのお恵みかもしれない。
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