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ゴルフボールの耐久性

先だってゴルフをするにあたり、ゴルフバッグの中のボール数を調べた。20球以上はいっていた。どれがニューボールか、古いボールか、定かではないものも多いが、パッケージのなかにあるものはニューボールであることは間違いない。

しかし、これらのボール、いつのものだろう。去年はハーフ1回、今年はワンラウンド1回プレイしたけれど、それまでの4、5年、つれあいの体調不全もあって、ゴルフはした記憶がない。
ということは、それ以前に購入したか、いただいたものだ。

一時期、テレビではゴルフボールのCMが多く放映されていた。ボールでそんなに飛距離がかわるもの?とつれあいに聞くと、飛んでほしいというはかない希望で、ボールを選ぶんだ、飛ばせない人間はね、と言っていた。

つれあいが亡くなって2年近い。亡くなってすぐのころ、思い出を断ち切りたくて、つれあいのものをどんどん捨てた。ゴルフセットもそうだ。しかしボールは残した。結局、いつか使うこともあろうと、つまりは私がゴルフを再開するかも、と思ってのことだった。

この頃、もう一度、物置の整理を始めたのだが、ボールが出てくる、出てくる。
ニューボールも多い。結局、これらはつれあいがしまい込んでいたものだ。
なんで、こんなにボールを残したの?と聞きたくなる。

おそらくは、アフリカ時代の残りなのかもしれない。
アフリカでは、ニューボールを購入するのが難しかったので、たくさん持ち込んだ。
居住地には、中心地にゴルフ場があった。ラフの雑草の茂り方、グリーンは砂と芝の混在、ひどいゴルフ場だったが、ほかに娯楽もすくなく、外国人の社交場だった。

私はテニス派だったが、テニスにはパートナーが必要、ゴルフなら一人でもできるというので、ゴルフを始めた。

ここでは、ラフに入ると、なかなか見つからない。池ぽちゃになると、脇にいたゴルフ場の雇員でもない、ただのボール拾いを職業としている人が飛び込んでさがしてくれる。

しかし、時には見つからない。特にニューボールを使った場合がその可能性が大きい。

結局、ロストボールとして、彼らの収入源となるわけだ。プレーヤーはそのくらい、大目にみなければならない。

そんなこんなで、つれあいはたくさんのボールをアフリカには持参したのだが、そんなに頻繁にゴルフができるわけでもなく、私もみつからないような距離を打てるわけもなく、というので、日本に持ち帰ったものだろう。

これらのボール、これから私が年に数回、ゴルフをしても10年以上はもちそうだ。
ボールのためにゴルフをするのも逆発想だが、まだニューボール、捨てるのももったいない。

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