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ネーミングの効果

昨日、テーブル式こたつ、と書いたけれど、使い方を書いたものを見ると、「ダイニングこたつ」とあったこたつ。どちらがぴったりくるだろう、と思いながら、テーブルというのは座卓でもテーブルだし、ダイニングというのも、洋風を想像するけれど、別に椅子に座ってとは限らない。それに一人用とか二人用というのに、ダイニングというのもいささか大げさすぎるような印象を受ける。

それなら「いす式こたつ」ならどうだろう。椅子を使用するということで、座式ではないことがはっきりする。
いずれにせよ、掘りごたつなどと違って、まだ広辞苑には採用されていないだろうし、業界でもきっと品名として定着していないのだろう、と思う。

さて、ネーミングという点で、ユニクロでびっくりした。
毎年、といってもこの3年だが、この季節に、友人に佐久のユニクロに連れて行ってもらう。冬用の衣類をそろえるのだ。
昨年はヒートテックの下着を買い、大変重宝した。今年は、その追加をしようと思っていた。

ところが友人曰く、ヒートテックはもう流行おくれ、今年は暖パンに極暖よ、とのこと。

そもそも、東京へ出たときでもユニクロで買い物をすればいいのだが、この友人のガイドが必要なのだ。私の生活がわかってくれているので、何が必要で、何はいらない、とか、当地の寒さに耐えるには、こういったものが必要、と適切なアドヴァイスが得られる。

結局、この暖パンなるもの、極暖と書かれたものを購入することになった。
極暖については、英語でHeat Tech Extra Warmとある。そうか、訳すれば極暖になるのか、と納得する。

暖パンの特徴は、防風、撥水、あともう一つの特徴があるのだそうだ。テレビの宣伝もみるけれど、モデルは若い男女、田舎のおばあさんにはとても似合わなそうにも思う。
だから、友人の経験に基づくアドヴァイスが有効なのだけれど。

新しいネーミングにあわせる感覚をもっていなければ、現代社会はのりきれない。

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