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キャディー付きのゴルフ

久しぶり、正確にいうと1年ぶり、でも昨年のゴルフはハーフラウンドだけだったから、きちんとワンラウンドのゴルフという点でいえば、5、6年ぶりになる。

友人夫妻に誘われて、今年初めて、そしておそらく最後になりそうなゴルフに出かけた。

友人夫妻と私の3人でまわる。友人の妻のほうが、ゴルフの初心者という話で、キャディーさんを頼みました、という。

キャディーさんがつくゴルフなんて、何年振りやら。もしかしたら、アフリカでのゴルフ以来かも。

助かった、と思うのは、ボールの行方をきちんと見ていてくださる。友人夫妻はずっと年若いなので、ボールの方向などわかっているようだが、私ときたら、足元のティーの上のボールは見えるけれど、打った瞬間から、もうどこにいったのかわからない。
こんなに視力が落ちているとは思いもしなかった。
キャディさんがいなければ、ロストボールになったり、探すのに時間がかかったことだろう。

ゴルフ場はカートでまわった。いくらかカート乗り入れ禁止の場所もあったけれど、フェアウェーでも乗り入れできる。脚が悪いと一言言ったら、ボールのすぐそばまでカートでつけてくれる。

あまり歩くことがなくて、脚が痛いことを忘れてしまったが、ゴルフのだいご味、つまり歩くという楽しみは味わえなかった。お天気がよく、風もなく、最高の日よりだっただけに、紅葉をたのしみつつ歩く、という喜びが味わえなかったのはとても残念。

クラブの選択が的確。もちろん、キャディとしての必要条件であろうが、あまりに正確で、こちらが選ぶより、もう頼りにしたほうが安心。


男性のティーと女性のティーが離れている場合、男性が打ち終わるまで、カートで待機、ということになる。傍で打ち方拝見ということができず、もちろん、やろうとすればできるのだが、待っててください、と言われると、素直にカートで待つのであった。

グリーンでもすべての条件を教えてくれる。フックだ、スライスだ、と言われると、数年ぶりのゴルフではフックってどっちへ曲がるんだっけ、と迷う。ホールのそばで、こちら側をねらってと教えてくれるので、ラインを読むなんて難しいことはしなくてすむ。

ボールを洗い、クラブを拭いてくださるから、なにもしなくていい。
グリーンにのせる前、ピッチングで打ち終わると、すぐにパターが渡される。何本もクラブをかかえてグリーンにのぼっていたことが嘘みたいだ。

アフリカ時代のキャディさんは、こんなに詳しく教えてくれるのではなく、カートがないゴルフ場で、運んでくれるだけだった。

ある一定の年齢になると、キャディさん付きのゴルフがいいのかもしれない。
などと、考えながら、久しぶりのゴルフを終わった。少し忙しいゴルフだった。


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