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SAL便なくてとっても不便

今年も残すところ2か月になろうとしている。
そろそろ来年のカレンダーを手配するころだ。

毎年、きまって生け花のカレンダーを外国の友人たちに送っている。そのカレンダーが届いた。例年だと10月末か11月初めにSAL便で送っていた。
ところが、そのSAL便がフランスには使えないでいる。それは4、5月ころからだったろうか。

郵便局で、外国のいくつかの国が、SAL便のサービスを中断している、という。いくつかの国のなかに、私が最も郵便の対象としているフランスもはいっている。
一時的な中断だろうと、郵便局の人は言う。その理由に、冬場の大雪で配達経路が混乱したからだとあるらしい。5月になって、大雪の影響というのもおかしな話だが、フランスのPTTも大変そうだから、仕方ないか、とサービス再開を待っていた。

フランスの友人には、本やその他の品々で送る約束をしていたものもあるのだが、航空便にするには重すぎるし、船便もどうかな、と様子見をすることにしたのだ。

ところが夏をすぎても再開がない。しかたなく、本だけは船便で送った。

そして今回のカレンダーである。幸い、印刷物であるから、割引の料金ですむけれど、これが普通の小包であれば、相当の料金になるだろう。

友人のだれもが、このカレンダーは楽しみに待っているから、料金がかかるからやめるというわけにもいかない。

郵便制度というのも、アメリカのトランプ大統領が万国郵便制度からの脱退を言い出したけれど、差出国の切手で、配達されるべき国では、そのサービスは無料サービスになる、というのだから、料金の面で、不公平というのはあるのだろう。
しかし、こうも勝手に変更されても、という気持ちになるし、利用者としては納得いかない。


末端の不満がフランスまで通じるわけはないけれど、不便にたいする不満の意なるものを郵便局では強く伝える。局員の人もどうしようもないのだろうな。

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