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C級グルメの私たち

土曜日、若い友人夫妻が我が家に来てくれた。8月に会って以来だ。9月に彼らはフランスへ遅い夏休みででかけ、私は9月末にギリシャへといった。

その旅行の報告や、お土産披露というのが来訪の目的である。
フランス土産、そのナンバーワンは塩である。友人夫妻も私もフランスのカマルグの塩が大好物、それをフランスから買ってきてくれた。
日本でも入手は可能なようだ。東京ではあるデパートでも売っているらしい。しかし、我々はフランスで買わなければ、カマルグの塩という気分になれないのだ。

塩に凝っているかれらは、今年は塩田での塩づくりにも参加したそうだ。カマルグの塩のほかに、フランスといえば定番になっているゲランドの塩や、ほかの産地の塩も買ってきている。

私も対抗して、ギリシャの塩なるものを買ってきた。ギリシャの塩については何の知識もないので、スーパーでよさそうな塩を見立てただけである。
この塩はこれからいろいろ料理に使ってみることにする。

友人たちは、ほかにも凝っているものがある。蜂蜜、ジャム、ほかにもいろいろあるようだが、今回、私もギリシャから持って帰った蜂蜜とジャムを披露する。
ギリシャの蜂蜜は、一つはサフラン入り、もう一つは、ギリシャの秘薬マスティハ入りである。
通常の蜂蜜の感じではない。とてもスペシャルだ。サフラン入りはぴりっとした感覚があり、マスティハ入りは、薄荷入りというのか、すっきりした味わいがまず感じられる。

これがギリシャか、とその特殊な味わいを認識する。お国ぶりというものがあるのだ。

星付きのレストランにいくわけでもなく、料理を追及するわけでもない。ただ、なにかしらの単品で味を追求する我々は、C級グルメとでもいうのだろうか。
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