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10連休でだれが喜ぶの?

今年があと2か月半となると、来年のことを考え始める。
特に、来年は今上天皇のご退位と新天皇ご即位が予定されている。

今日、日程についての案が提示されていた。5月1日の代替わり、この日を祝日にするのだそうだ。
そうすると、その前日4月30日、そのあとの5月2日の平日が、4月29日昭和の日、5月3日の憲法記念日という祝日にはさまれ、祝日にはさまれた平日は休日になるという法律に基づき、休みになって、4月27日土曜日から5月6日月曜日まで10連休になるのだという。

こんなことがあってもいいのだろうか。

5月1日は来年限りの限定祝日なのだそうだ。それなら、その日だけの限定にすればいい。

もちろん10連休、うれしい人も多いだろう。しかし、10日間、そのうち4月27日は単なる土曜日だけれど、これだけの間、働かなくていい、と思うのか、働きたくてもはたらけない、と思うのか、それぞれ立場によって違うけれど、そうそううれしい人ばかりではないと思う。

農業や漁業関係者などは休みです、というわけにはいかないだろう。それかといって、市場が休みであれば、生産したものを売ることもできないかもしれない。

日給月給の人など、月の3分の1を休むことになったとき、収入は激減する。

観光地は賑わうのだろうか。

もし、5月1日の前後を休みにしなければ、3連休があって、1日働き(4月30日)、1日の休み、そしてもう一度1日(5月2日)働いたあと4連休となる。
とびとびに働くというのも面倒なのかもしれないが、10連休、ミゾユウと麻生さんならいいそうだ。

これから論議もされるのだろうが、毎日が休日の身分として、その特権を奪われることへの危機感からの発言なのかもしれない。

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