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28,1%の一人です

65歳以上の高齢者が総人口に占める割合(高齢化率)は28,1%、3557万人もいるのだそうだ。世界1の高齢化率なのだという。

同じく高齢者となった同年代の友人たちと、常々、年よりと呼ばれるようになるとは、その昔、思いもしなかったわね、と言い合っている。
いつしか、なにかの会合で、最年長であることも珍しくなくなった。

しかし、一つだけ一番若い、といわれることがある。それは現在住んでいる別荘地のご近所でのことだ。つつじ通りという名称があるのだが、ある家のお孫さんたちが年寄通りに改名したら?というほど高齢化が進んだ。
それでも、全員が等しく高齢化、一番若手だった私は、相変わらず最も若い存在であり続けている。
最長老は93歳、この高齢者集団から抜ける人はいる。例えばわがつれあいのように。だから人口減少もしているのだが、完全な限界通りになってしまっている。

しかし、日本の最高齢が女性115歳、男性113歳ともなると、人間、長生きできるものだなと感嘆している。100歳以上は69,785人もいて、88%が女性なのだとか。
気が遠くなりそうだ。

友人が電話してきた。がんばって100歳まで生きようね、という。いやです、と即答した。
総理大臣からの銀杯をもらえるのよ、となんでも集めることが好きな友人は言う。こちらは終活中、銀杯なんてもらってどうするの?それより金一封のほうがよほどいいのに。それに今、銀杯ってことは、我々が100歳のときは銅杯、あるいはアルミ杯かもよ、というと、その可能性大だ、と納得している。

作家のなんとかさんではないが、年取って、何がめでたい、という心境の祭日であった。
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