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安室フィーバー、のれない年代

今回の安室奈美恵引退をめぐるメディアもあげてのフィーバーぶり、もう驚嘆あるのみだ。
昨日が沖縄でのラストコンサートというのが、朝から情報番組で取り上げていたけれど、入場券を入手した人のみならず、チケットを持たないひとも、会場から音漏れがありはしないか、と沖縄にきているのだ。

その数、詳しくは知らないが、平和な国なのだな、とつくづく思う。それに豊かになったものだと。

私がこれらのファンの年齢だったら、とても沖縄まで、いくらラストといっても公演に出かける金銭的余裕はない。お金はあっても、勿体なくて、出かける気にはならないだろう。

総勢何人が沖縄まで足をのばしたのか、わからないけれど、泊まるところはあったのだろうか、ババは心配している。

今朝は今朝でびっくり仰天だ。朝日新聞をみていると、15ページ目に、安室奈美恵さま、とあって、ファン一同からのメッセージが載っている。それだけではない。16、17、18ページはこの広告に寄せたファンの名前がびっしり記載されている。


引退した歌手はほかにもいるが、こんなに派手な扱いを受けている歌手というのは初めてではないだろうか。

新聞というのは広告収入も大きいから、依頼があれば、この種の広告、特に何の害にもならないのだし、掲載するのは当然かもしれないが、新聞は公器である、という意識をもっている人間にとっては、仰天するのだ。

歌手として、派手な引退としては、山口百恵、キャンディーズ、名前がでてこない、UFOなどを唄った二人の歌手、などを思い出すけれど、1年もかけての引退コンサート、それにこれだけのファンの追慕は初めてのような気がする。

よほど感性が衰えたのか、ほかの歌手たちの歌はそれなりに口ずさむことができるのだが、安室奈美恵の歌は1曲も歌えない。

声もダンスも衰えをみせていなさそうなのに、なぜ引退するのか。
ミステリアスなこともまた魅力なのだろう。



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