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隣人とのお付き合い

お盆は終わったけれど、8月中はまだシーズン。別荘地である我が家の周辺の家々には、まだまだ滞在している人たちが多い。

人の声が聞こえ(犬の鳴き声も聞こえる)、夜、あかりが見えるというのは安心感があるけれど、1年の3分の2はそれなしで暮らしている身には、いささか”うるさい”と感じることも多い。

つれあいを亡くして2度目の夏、いささかのおつきあいの変化も感じる。

最大は、家に食事に人を招くということがなくなった。つれあいがいたときもそんなに頻度はなかったけれど、たまには、ご近所のかたをお招きして、持ち寄りだったり、私の簡単料理でおもてなしする、こともあった。

これはつれあいがいなくなった、ということだけが原因ではない。年齢もかかわってくる。まずは、夜、出かけるのが面倒だ、という人がふえた。人の家でごちそうになるのは、自宅で食事の準備をしなくてすむからいいわ、と言っていた奥さんが、もう出かけたくない、と言い出した。
だから、人を自宅に招くというのは論外になっている。

単身のお宅も増えた。そうなると、また問題がおきる。車を運転しない方も多いのだ。この別荘地にくるのは、鉄道を利用したり、それなりにこれるのだが、日常に車がないのは致命的な欠陥だ。
一番近いコンビニ、スーパーは6キロのところにある。配達サービスはない。

となると、別荘族の中で相互扶助となるのだが、若いひとたちがいるのなら別だが、年配者ばかりとなると、ようやく車は運転していても、人さまの用事を承る、という余力がない。

隣人の一人に、93歳の女性が一人でみえているのだが、せめて買い物代行くらいしか、お役にたてない。
もしかすると、来年、私自身がだれかにお願いする身になるのかもしれない。

別荘地、限界集落化を来年はきちんと考えるべきなのかも。

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