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キンシャサに雪がふる

キリマンジャロに雪が降る、という映画があったような記憶もあるのだが、キリマンジャロはアフリカにあっても、標高の高い山、雪が降ってもなんの不思議はない。

同じキで始まっても、キンシャサは赤道からちょっと下、南半球にあって、熱帯に位置する。昔のザイール、現在のコンゴ民主共和国の首都である。
これまでの常識でいえば、とても雪がふることはあり得ない。だからこそ、「キンシャサに雪がふる」という表現をつかって、決して起こりようのないことを表現していた。

たとえば、例としてあげるには、コンゴに失礼だとは思うけれど、コンゴに民主的政権が誕生するとか、があればもしかしたら、雪が降るかもしれない。

しかし、この頃の異常な気象をみていると、ありうるのかも、と思うのだ。地球は温暖化しているのだから、熱帯に雪が降ることはあり得ないと思うが、寒かったところが暑くなっているのなら、暑かったところが寒くなることもありえるかもしれない。

地球のこれまでの気象上の奇跡を全部知っているわけでもないし、奇跡と言われたことも、なにかしらの証明はできるのかもしれない。

今回の台風12号、常識をくつがえしたではないか。IT時代になって、いろんなことが、年配者にとって、常識を超えたものになっているが、この台風もその大きな例となった。

気象だけではない。政治や経済の面でも、常識とは違う動きが多い。こうなると、常識とは何ぞやになってしまうけれど。経験値というのがなりたたない時代になったということか。
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