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わが村の祭りも中止になりました

わが村の夏祭りは、7月最終土曜日、奇しくも墨田川の花火大会と同日である。

わが村は、朝からお祭りだ。子供のためのアトラクション、タレントを招いてのコンサート、屋台も出るし、なかなかの賑わいになる。そして夜には、花火大会がある。
おおいにきばって5000発の花火があげられる。

吾妻川ぞいが観覧席になる。7時から始まるけれど、早くにきて、駐車場に車をとめ、観覧の席を確保する。

こちらに移住した当初は、張り切って席を確保し、最初から最後まで花火をみていたものだ。3年目、つれあいがもういいよ、と言い出した。花火の種類も変化ないし、つまんないよ、という。
結構、近いところで打ち上げられるので、迫力もあるし、臨場感にあふれているので、感激もしたのだが、3年目はないのか、というところだった。

また、この村の花火は順調にはこぶことが少ない。日中お天気で、これはいい、と期待していると、丁度夕方になってひどい夕立になる。雷鳴もとどろき、とても行く気になれなくなるのだ。

今年は台風が近づいてくる、というニュースに、どうなることか、と思っていたが、昨日、お昼には中止の決定が下ったようで、有線放送が流れた。

きっと子供たちががっかりしていることだろう。農業にせよ、観光業にせよ、夏は忙しい。親がどこかにつれていってくれるとか、旅行に出かけることもできない季節だ。
そんな中で、村の夏祭りは子供たちにとって、数少ない、楽しい時間なのに。

同じく中止となった墨田川の花火大会は、なんと桁違いの催しだ。観客は200万人、どこにどうちらばるのだろう。そして経済効果は200億円以上だとか。どうすれば200億円なんてものになるのだろう。

テレビでは特等席ともなるレストランや、屋形船などが、キャンセルとなること、その損失などをあげていたけれど、なにがどうしてそんな金額になるのか、どうしてもわからない。
日曜日に挙行されるという可能性もあるようだが、その場合の経済効果はどのくらいになるのだろう。半分くらいに減るのだろうか。

わが村は、花火大会は9月以降に行う可能性があるということだが、いろんなイヴェントはもうない。いくらの損失になったのやら、100万単位のものだろう。

若いころは花火で血が騒ぐ、こともあったけれど、今では、人込みのほうがいやだ。日本各所の花火大会をみてみたいと思ったけれど、それももういい。

この大晦日、シャンゼリゼでの花火を姪は見に行ったそうだ。私ははやばやとベッドにはいっていた。
だんだん、血がさわぐこともなくなっていく。

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