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蝶の舞う庭

夏もたけなわの暑さ、鳥たちは朝こそさえずりが聞こえるけれど、昼間はあまり存在感がない。ベランダにおいたエサもつつきにくる気配がない。

しかし、昼間には音こそ立てね、蝶たちが訪れてくれる。今、バラ、キキョウ、コスモス、アナベラ、キバナコスモス、ひまわりの一種、トラノオ、ホタルブクロ、ほか、名前を覚えられない野草の花が育種か、咲いている。
蝶の名前も知りはしない。モンシロチョウにアゲハしか知らないのだが、ほかに茶色っぽい蝶やなにかしらの蝶が、これらの花から蜜をすっている。

雑草に苦しめられ、いっそのこと、除草剤を使おうか、とか、虫の猛威(とまではいかないけれど)に恐れをなして、消毒や防虫剤を使おうか、と思うこともあるけれど、ずぼらなせいもあって、そういう薬品の世話にはなっていない。

そのおかげか、蝶はよくくる。この頃は黒アゲハがおおくなった。そろそろ山小鬼百合が咲き始める。ユリに黒アゲハはとてもいいコンビだ。

トラノオなどは茶色の蝶がたくさん群がった。なかなか見事な光景であった。

ひらひらと舞う蝶に話しかける。あなたたちに来てもらうため、どんなに苦労しているのか、わかってよね、と。すると、蝶は知るか、とばかりに飛び去り、そこにはブンブンと蜂が現れる。蜂も花の蜜をすうのが好きだ。キキョウの花殻つみをしていると、蜂が邪魔をする。

庭を整えるのは大変だが、こうして、蝶が舞うのも、ご褒美なのだ。

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