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ミクロプラスティックについて考えること

プラスティックのストローを使わない、という動きが盛り上がっているようだ。この動き、アメリカがリードしている。

もう1カ月ほど前からこのことはニュースになっていて、それ以来、ストローのみならず、プラスティック製品の仕様を見直しているところだ。

一時、レジバックを有料化したり、辞退するとポイントを得られるといった動きもあったけれど、日本ではまた、レジ袋はほしいだけもらえるようになっている。

私が週1回、買い物にいくスーパーでも、レジ袋はいりません、というと、ありがとうございます、というお礼の言葉は返ってくるけれど、いります、と言っても、黙って数枚くれる。

フランスではレジ袋は有料だった。自分の買い物袋を持参するか、わずかな金額ではあるが、お金をはらって袋をもらうか、である。

レジ袋は、自宅でのゴミ袋に転用するから、無駄にはならないが、よく考えると、買い物するお店ごとに大きさも多様なレジ袋はたまりにたまっている。

そのほか、ラップやストック用の袋はたくさん使う。一人暮らしになって、買い物したものを一人用に袋に分けていくのだ。
お料理の先生たちも、テレビで、こういった便利な品を使うことで、一人暮らしをしやすくしましょう、と推奨している。

考えてみると、昔はこうではなかった、といつも思ってしまう。ストローは麦の茎をつかったものだったし、まずはそんなにストローを使うような飲み物に出会わなかった。

やっぱりアメリカさんの影響だ。最初にストローを経験したのは、コカ・コーラを飲んだ時で、ストローを通って、刺激のあるコーラが口の中、それも喉まで直接流れてきたときにはむせこんだものだ。

我が家にはストローはない、と言いたいが、ヤクルトについてきた小さなストローはある。つれあいの最期のころ、普通に飲むことができず、このストローを突き刺して飲んでいた。飲み込む力がなくなっていたのだ。

今、なるべくプラスティックをつかわないで、と心掛けている。食べ物がのこれば、なるべく蓋物の容器にいれるし、普通の容器でもお皿を乗っけるというような、原始的方法もとっている。
しかし、残りごはんを1食分ずつにするにはラップが便利だ。

何かしようとすると必ず必要となるプラスティック製品、ここから脱出するのは難しい。
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