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平成という時代の終わり方

来年に予定されている平成の年号の終わり、現天皇の退位によるものだが、なんだか、平成の終わりがこんなことでいいのだろうか、とおもうようなことが起きている。

まずはオウム真理教の教主、幹部の処刑である。7名もの死刑が一挙に行われた、その理由の一つが、改元前にこの問題を終わらせたいという政府の意向、という。

年の初めにいいことが起きればうれしいし、悪い事が起きると、その年の運勢をマイナスにとらえることを私もするから、新しい年号が始まってすぐに死刑執行、なんてことになると、縁起が悪いと思うだろう。だからといって、平成のうちにに、死刑囚を全員処刑してしまおう、ということになるのはどうなのだろう。13名いる死刑囚、しかし、全員を処刑するとなると、外国の反応がこわい、というので7名で終わったのだとか、という話もある。

明治、大正、昭和、それぞれにイメージがあるけれど、すべてにポジティヴなものばかりではない。特に昭和は、世界大戦、そして敗戦、戦後の厳しい時代、それこそ昭和なのだと思う。
平成には東日本大震災もあった。その前の関西の大地震もあった。まだ時間がたっていないから、そういった記憶はまだ歴史ではなく、現実のものとしてもっている。

この西日本の大水害、平成30年7月の大水害、といった名称になるらしい。
平成、私は好印象を持っているのだが、こんなにこの最後の年に不幸なことが起きるとは。
せめて、被害者の方々の復興が、速やかに行われますように。
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