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保険の契約解約を決心

おひとり様になってから1年以上がたった。いろんな変化があったけれど、それに適応しなければならない。
経済問題もその一つだ。収入が激減だ。つれあいと二人のときの年金が、一人になれば、一人が生活できる程度に、と減額されるのは当然だろうが、一人だから半分ですむ、というものばかりではない。

月々の生活にかかるものは、コントロールしやすいのだが、年間で出費せざるを得ないもの、例えば、税金の類、自賠責保険料、自動車税、別荘地の管理費、などがあり、これらは倹約というわけにはいかない。

その中で、少し大きな出費というものを考えた。その一つに病気の保険がある。数年前に保険に詳しい友人の助言をえて、保険を切り替えた。終身加入できる、つまり死ぬまで加入可能な保険であらう。前の保険はたしか、80歳か85歳あたりで打ち止めになるのだった。

しかし、新しい保険は、加入した年齢がすでにある程度の高齢になっていることもあって、けっこう高額である。しかし、そこが保険だからと、保険に加入していることで、病気にかからないような気持ちもあって、支払いも続けていた。

つれあいも同じ会社の保険に加入していたけれど、彼の場合は、実際に保険を使うこともあった。白内障や目関係の手術に入院、いくつかの病気や手術のための入院などがあり、その都度、自分で給付を請求していた。
最後の入院については、私が請求することとなった。3か月の入院について、60日分の入院給付が払われた。

つれあいの場合、後期高齢者であったため、健康保険は1割負担、また難病であることから、その控除というのか援助もあって、病院への支払いは負担できない金額ではなかった。

さて、私の場合はどうなるのだろう。健康に恵まれていると言っていいのだろう、3日と連続して休んだことはないし、まず、入院したことはない。
従って、病気のための私的保険の給付なるものを受けたことがないのだ。

それでも、いつか入院といったこともあるだろう。そんなときに多額の費用を負担できないのでは困ると、最初は生命保険についた入院保険といったもの、そして外資系の保険会社が進出してからは、宣伝にのって、病気関係の保険に加入したのだ。
ガンの治療が高額だ、というので、ガンの保険にも加入した。

しかし、つれあいの費用を払いながら、日本の健康保険が相当分、カバーしてくれることに気づいた。もちろん、先端医療とよばれるものに、健康保険が使えないとか、薬にしても新薬など、保険適用にならないものがあることも承知している。

だが、治療の範囲を限定すれば、健康保険でカバーできるだろうし、また、入院費についても、個室などなかなか希望通りにはいれない現実もあって、十分、支払い可能な範囲で収まりそうだ。

毎月、預金口座からけっこう高額が引き落とされることを考えれば、その分を支払いにあてると考えればいいのか、と考える。

友人は若い人たちにはこういう保険は必要だが、高齢者はそう必要ないのかも、と言いながら、この種の保険の控除がなくなると、税金や健康保険の額が増えることも承知しておくことだね、と助言してくれた。

考えた結果、今日、保険会社のコールセンターに電話したのだった。
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