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「さよなら」(Japanese Goodbye)

今回の米朝トップ会談でも、朝鮮戦争を終結させるのか、というのが話題の一つになっていた。
朝鮮戦争について、今の若い人たちは、ほとんど知るまい。
若くはないけれど、私もあまり知らない。

ただ、北朝鮮(共産軍)と中国、これも共産党の軍が圧倒的に強く、あわや、アメリカ軍も半島から追い出されるほど、劣勢であったこと、それを国連軍の大御旗でどうにか今の休戦ラインまで追い込めたこと、などをぼんやりと知っている程度だ。

まだ第二次大戦敗戦で困窮の限りを尽くしていた日本が、軍需に沸いたこと、など、いくらかの記憶にある。

それより、その後のことだと思うが、アメリカ映画で、「さよなら」という映画を覚えている。日本はアメリカの出動基地となっていたが、出動前の兵士と、日本女性の間にロマンスも生まれたようだ。
この映画は、日本女性が芸者だったか、よく覚えていないのだが、その主題歌のロマンティックなメロディーで記憶にある。

恋に落ちたアメリカ兵士、将官と日本女性の恋、別れがたいが将官は出動しなければならない、そして激しい戦闘の中で戦死するのだったか、そこに、sayonara, Japanese goodbyeという歌が流れる。

主演の男優、女優はもちろん、昔タイプのハンサム、美人であったが、ナンシー梅木という日系の女優も出演していた。彼女の名前だけをはっきり覚えている。

こういったタイプのロマンスを扱った映画は、イスラエルの独立戦争を舞台にしたものもあったが、戦争の是非はともかくとして、切ないストーリーで、当時、本当に涙してみた記憶がある。

今回の米朝会談では、休戦から終戦へのロードマップまではできなかったようだが、このさよならの映画をだれも口にしないのは、そんなに歴史的に残る映画でもなかったのだろうか。
でも、もう一度みてみたい。

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