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いろんなハラスメント

今、財務事務次官によるセクシアル・ハラスメントが話題の中心になっている。一般にセクハラといわれるこのハラスメント、いつ頃から使われるようになったのだろうか。

この頃はセクハラのみならず、いろんなハラスメントが取り上げられるようになった。まずはモラル・ハラスメント、その一種だろうが、アカデミック・ハラスメントやドクハラと略されるドクター・ハラスメントもある。

今回の事務次官のハラスメント、録音された言葉だけなのだろうか。触らせてくれなど、しつこく言葉で迫っているけれど、行動には移さなかったのだろうか。

モラル・ハラスメントもモラ・ハラという略語、私はセクハラ、モラハラ、ドクハラといった略語が大嫌いなのだが、以前は職場のいじめ、地位的に上のひとが下の人にたいして、高圧的な言動をすることで受けた心理的なダメージを言っているのだが、フランスではずいぶん以前から問題視していた。

今回のセクシアル・ハラスメントで、テレビ朝日の女子社員が当事者なのだそうだが、匿名にしていても、事務次官なり、財務省にしても、特定はできているはずだ。
心配で仕方ない。以前、菅官房長官の記者会見で、しつこく(といっていいのか)質問をして、問題点を明らかにした東京新聞の女性記者、なれ合いになっていた記者会見に風を吹き込んだと評価されたのはほんの一時で、のちには、別のメディアで、過去の経歴や私生活など、悪意をもって扱われていた。

今回のテレビ朝日の女性記者、そんな二の舞にならなければいいのだが、と願っている。変なところで、私生活を暴露したり、追跡したり、いろんな嫌がらせが生じはしないか。
働きづらくなりはしないか。

木村太郎氏がいいことを言っていた。週刊誌にこの録音を渡したから、これだけ問題になったのだ、テレビ局内ではうやむやにしてしまったことだろう、と。

すべての材料をみたわけではないが、週刊新潮の録音おこしをみていると、次官のいやらしい言動にもかかわらず、取材を続けている、その意気やよし、だ。

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