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春眠暁を覚えず

今朝、下のコンビニに新聞を買うため、車を運転中のラジオで聞いた言葉がある。「春バテ」という言葉だ。「夏バテ」はよく使うことばだが、今や、「春バテ」という症状もでてきたのだそうだ。

春は冬から夏への過渡期の季節、夏日になる日、それでいてマイナスにもなりそうな低い気温の日、と気温が安定しなかったり、春の嵐という狂った日もあるし、体調を整えるのが難しい季節である。

春バテという表現は3月、4月に当てはまるのだろうか。5月にはまたちょっと違うニュアンスではあるが、5月病なる言葉もある。

それとは別に「春眠暁を覚えず」もこの季節である。この頃、朝起きがつらい。薬の助けを受けながらの睡眠では、なぜそうなのかはしらないが、5時と6時の間に目が覚める。冬の間は、5時に目が覚めても、まだ外は真っ暗、暖房のタイマーはまだスイッチがはいっていないし、やることはないし、と6時、7時になるのを待つ。
春となった今、やることが多いので、5時起きでもかまわないのだが、それはそれで目がさめるのが遅くなった。6時に目が開いても眠りから覚めたわけではない。とても起きられる状態にはないので、テレビをつけ、海外ニュースをみながらもう一度眠りにつく。

一人暮らし、何時に起きてもいいのだが、やっぱりあまり遅く起きると、罪悪感を覚えるのは、真面目なのか、古い時代の人間だからなのか。

「春バテ」という言葉で今の不調を言えるのなら、「気象病」も加わって、体調不全の口実はできた。

新聞を買ってきて、自宅で早速したのは、「春眠暁を覚えず」の言葉がはいったご飯茶わんを出すことだ。そんなに大振りでもないこの茶碗、季節を選ぶので、なかなか使ったことがない。それこそ、「今でしょ!」だ。5客そろえだが、そのなかで1客分出すのも面倒だが、使わないで終わるのも悲しい。


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