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夫婦共通の趣味を持つ意義

従妹夫婦を見ていて、二人が一緒にいる時間、つまり行動を共にすることが多いのに気づいた。
二人のメインになっている趣味はブリッジとゴルフだ。どちらも仲間を必要とする。
そして、共通の友人ができるということだ。

二人の趣味も共通している。美術を愛し、絵画では現代絵画を好んでいる。音楽も好きで、定期的にサル プレイエルやオペラ座(ガルニエやバスティーユ)に出かける。

旅行も大好きで、しょっちゅうあちこちに出かけるし、海外に別荘を持っている友人も多くて、滞在型の旅も頻繁だ。

食事に招いたり、招かれたりしているが、ブリッジやゴルフの友人であったり、別荘地で知り合いになった人も多い。

人と会う、というのが気にならないようだ。知り合いからまた新しい知り合いが生まれていく。勿論古い友人も多いのだが。

この夫婦をみていると、共通の趣味を持つことの重要さがよくわかる。
我が家では、共通の趣味もあるにはあったが、共通の友人を作るまでには至らなかった。だから、あなたの友人はあなたが、私の友人は私が、とそれぞれの専権事項で、不介入をモットーにすると、なんの広がりもうまれない。
連れ合いが亡くなって、つくづくそのことを感じた。プツンと関係が切れてしまったのだ。

人と接するのには、ものすごいエネルギーを必要とする。人と接することが好きな私でも、この頃は週に3人まで、とか自分で制限をして、人に接しない時間を多くとっている。

今更後悔しても仕方のないことだが、まずは連れ合いともっと趣味を合わせるべきだったなーと、従妹夫婦をみて思うのである。
もう遅い!という連れ合いの声が聞こえそうだ。



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