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映画「半地下家族」は面白い

東京ーパリ間、往路13時間、復路12時間、この長い飛行時間を慰めてくれるのは、機内での映画だ。
時々、まだ上映させていない映画に出会ったり、外国映画の面白いものが見られたりで、そんな映画に出会うと、飛行時間のほとんどを映画鑑賞にあてることもある。

ただ、この頃は目の疲れがはなはだしく、暗い機内の画面に集中するのがいやで、あまり見なくなった。
今回、邦画に心惹かれるものがなく、外国映画を探したのだが、目についたのが韓国映画の「半地下家族」だ。
どこかの大きな映画祭のグランプリを受賞したという説明もある。

面白かった。これが韓国の現実なのかどうかはわからないけれど、どんなに脚色しても、その国の姿を表現しているのは否めない。
そんなことあるの?というような展開で、それも展開のテンポが速く、画面に見入ってしまう。

ところが今回、とても残念なことをした。最後のシーン、息子の誕生日を祝うガーデンパーティでなんとも思いがけない展開になるのだが、そこでトイレに行ってしまったのだ。ここまで劇的な展開であれば、あとはもう終わるのだろう、見切ってしまったのだが、そこで終わっていなかったようだ。
トイレから戻った時、ようやくエンドロールが流れていた。

まいった。もう一度見るにしてもいいのだが、とても長いし、それを早送りするというのも気がすすまない。

復路で見ればよかったのだが、とても疲れがひどく、画面を開くこともしなかった。

というわけで、不完全燃焼の気分のままのところで、今度、日本で公開されていることを知った。

あの最期をみるために、映画館にいくかどうか、迷っている。もし、見たいと思っている方にはお勧めの一作だ。
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