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台風から1週間、改めて知ったこと

台風襲来から1週間がたった。メディアはニュースのほとんどの時間がこの台風被害の報道に充てられている。しかし、あまりに広域にわたる被害こ地域を全部フォローしきれない。同じこ光景が何度も繰り返し放送され、かえって被害の全貌などが見切れないでいる。

自分なりに体験したことを記録したい。

まず、武蔵小杉のタワーマンションだ。友人がこのタワーマンションに住んでいた。武蔵小杉の新築マンションに移ったと数年前に聞いてはいたが、このマンションだとは知らなかった。
そして一昨日、この友人に会った。
こういうときのお見舞いの言葉というのは、どう述べれば気持ちが表わせ、かつ相手に通じるのだろうか。

そして現実をうかがう。やっぱり13日から外泊になっているそうだ。上階ではないので、どうにか移動はできるけれど、やっぱり電気、水道なし、エレベーターなしでは住めません、という。
ホテルや親戚を泊まりあるいているとのこと。

テレビではエレベーター1基が稼働している、というような報道もあったけれど、それは動いていません、という話。

この頃、タワーマンションが流行で、高層階からの展望などが話題になるとき、高所恐怖症だけど、高いところからの景色は好きだという私は迷いを感じていた。
しかし、マンションというものができ始め、10階くらいの高さが普通になったとき、「木の高さより高いところには住むもんじゃない」という年寄りの言葉が耳に残っていた。

そして今回、このタワーマンションの電気設備が地下3階にあり、浸水して動かなくなった、という事実を聞いたとき、なぜかフクシマの原発を思い出した。補助の発電機が津波を受けて稼働できなくなった、もっと高いところに設置しておくべきだった、というような話があったような気がする。

タワーマンションにしても、地下にそういう設備を置くのは違法でもなんでもないらしい。設計ミスでもないという。でもこういう事故はおきる。
といっても上階にそんな機械設備があるマンションは、なにか工場みたいな感じがして顧客の購買意欲をそぐだろう。

この状態が長引けばウィークリーマンションにでも行かなきゃね、と友人は割り切っていたけれど、その費用などはどうなるのだろう。きっと個人の負担なのだろう。
自然災害というのは、マンション管理会社の責任にはならないのだろう。
個人が加入した損害保険の内容次第というところか。

我が家は一戸建てだが、もし、台風で倒木などが我が家を真っ二つにするとか、住めないことになったとき、やっぱり保険だけが頼りなのだな、と改めて保険内容チェックを考える。

前向きに考える友人だから、今日は階段を上って、着替えをとってきたの、とリュックサックを背に、今晩の仮の宿へと帰っていった。
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