SSブログ

マリアノ・フォルチュニ織りなすデザイン展をみる

日曜日、東京丸の内の三菱一号館美術館で開催されている「マリアノ・フォルチュニ織りなすデザイン展」を観賞した。
この展覧会は7月6日に始まって、来週の日曜日10月6日に終了する。終了間際の鑑賞となった。

この三菱一号館美術館は大好きな美術館だ。ちょっと古めかしい建物、一つ一つの展示室が小さくて、圧迫感がない。あせらずに各展示室をみてまわることができる。
アクセスもいい。東京駅丸の内側から出てすぐにある。駅構内の歩く時間は別にすれば、駅から4-5分だ。

もう大きな美術館や博物館は疲れる。フランスにいっても、ルーブルやオルセーといった大型のミュゼにはもう行かない。マルモッタンなど、1時間ちょっとで見て回れる、そんな規模の美術館での特別展に行くのが常である。

東京では庭園美術館もいいのだが、交通の便が悪い。都心に住んでいたときには、白金は散歩の範囲内であったけれど、今では新幹線を利用しての美術館通いとなっている。

それに三菱美術館は、友人からチケットがいただける。最初は私だけの分だったが、今は3枚、同行する友人も決まっている。

今回のフォルチュニ氏は、知らない名前だった。美術には弱いのだ。それでもいただいたチケットで、女3人で出かけた。
彼は、染色家、あるいはデザイナーという枠で縛れる人ではなかった。1800年代の人であるから、ダヴィンチと比較するのは当たらないかもしれないが、実に多才な人であったようだ。建築から工学、照明、多種多様な分野に興味を示し、また研究し、形にしていった。
染色の分野では、日本の文様や染色にも関心を示している。

美術館の入り口は、庭園になっている。パティオというのだろうか。このオープンスペイスが美術館への期待感を増す効果もある。

美術鑑賞は、やっぱり気分が高揚する。日ごろの鬱憤多い生活がしばし遠いものになった。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。