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高齢者の新車購入

車を買い替えた。新車だ。旧車とは違う車だ。
新車のにおいがぷんぷんだ。

ご近所の脚光を浴びている。といってもご近所らしいご近所はいないのだが、散歩コースにはなっているので、通りがかりにチェックされた。
以前の車は明るいウグイス色。結構目立った。今回はブルーである。

郵便を配達してくれる人も、「おや!車が違いますね、新車ですか?」と声をかけてくる。
庭仕事をしていると、散歩の人からの声もかかる。意外とチェックされているのだ。

先だっての池袋、87歳の高齢者の事故はショックだった。あの事故のときにはすでに注文を出していたのだが、高齢者マークをつけるようになってからは、いろいろ気になることばかりだ。

前の車は10万キロを超えた。調子は悪くない。荒っぽく乗るわけではないから、人にいわせると、まだまだ大丈夫、乗りつぶしたらいいよ、となる。
以前から乗って10年、あるいは10万キロ、などという一つの買い替えの目途をむかえ、年齢という要素もあって、乗り続けるべきか、買い替えるべきか、大いに迷った。

結論は、次の車を最後の車にしよう、である。乗りなれた前の車と同タイプを買いたかった。しかし、近い将来、製造が終わるらしい。ということで、別の車にしたのだが。

山間地、一番近いコンビニは6キロの距離、買い物は7キロくらい離れたところが最も近い、だいたい、35キロ離れたところのスーパーに行く、という条件では、やっぱり車は必要だ。
車のない高齢者もいる。買い物は、生協に2週間に1回注文し、配達をうける。2週間分を想定しての買い物、私には無理だ。
今、病院通いはないけれど、これは特に不自由な問題だ。

結局、出かけたいときに出かけられないという自由、独立性を失うことが一番の問題かもしれない。

たとえ、免許証がゴールドであっても、これからも無事故でいられるという保証にはならない。

これまでつれあいが任意保険を使ったことはあるけれど、私自身の事故で使うということはなかったけれど、それも保障にはなっても、保証にはならない、ということを承知している。

新車の写真を受け取った友人からは、運転に注意、という言葉と、新車のにおいが残っている間、まだ無傷の間に乗りたいわ、と言っていた。私もそうしたいと思っている。



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