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ノートルダムの鐘

昨日なのか、今日なのか、パリのノートルダム大寺院の火災に対するsolidarite(連帯)の意思表示で、フランスのみならず、いろんなところの教会が、数分間にわたって鐘をならした、というニュースがあった。

どこの寺院がどんな鐘をもち、どんな音色なのか、というのを知らないが、教会のてっぺんに鐘があって、時間を知らせることもあり、またミサが始まることを知らせる時にもならされる。

いっそ、日本にもこのことを知らせて、お寺の鐘をパリと同じ時間に鳴らした、ということでもあれば、きっとすごい連帯となったことだろう。

パリに行っても、必ずしもノートルダムの近くにいるわけではないから、ノートルダムの鐘の音がどうだったのか記憶がない。
教会の鐘の音で記憶にあるのは、日曜日、ミサに通っていたヌイイの教会の鐘の音だ。ミサが始まる5分前に少しせわしない感じで鳴らされる。

パリに住む老婦人が、今回のノートルダムの件で、鐘の思いでを語っていた。
1944年だったか、パリがナチスの占領から解放されたとき、それを市民にしらせたのはノートルダムの鐘だったと。ずいぶん長く鳴らしつづけたらしい。

そんな記憶があるから、ノートルダムはフランス人にとって特別な存在なのだ、とわかる。

今年のご復活祭の前日、ここで洗礼を受けるはずの人はいなかったのだろうか。
もし、いるのなら、どこで受洗することになるのだろう。

そういえば、大司教はAupetitというお名前だ。PetitとかGrandといった名前は、パリの亡き父の故郷にみられる姓である。いろんなことを思い出す。


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