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パジャマかネグリジェか、寝間着の誤算

クリスマスの夜、新しい寝間着を着ることにした。
寝間着という表現、なんとも古めかしいが、パジャマではないし、といってもネグリジェから想像する薄手のものでもない。

それは9月にギリシャの友人からプレゼントされたものだ。ピンクのふくらはぎまでの着丈で、ガウンもついている。
木綿で少し厚めだったことと、そうだ、クリスマスプレゼントということにしよう、と思いついて、そのまましまっていた。

クリスマスイヴ、ツリーはおいていないけれど、クリスマスデコレーションをしているコーナーにおいて、プレゼントらしくしておいた。

さて、お風呂のあと、着てみる。木綿の肌触りは少しひやっとしている。今年はフリースのものを買って、それを着ているせいだ。フリースを着始めたころ、なんともその感触になれなくて、落ち着かなかったけれど、1カ月も着ていると、それが普通になってしまったようだ。

木綿のそれは、首まわりもあいている。フリースのは首にモフモフ、マフラーのようにかぶっているので、余計に首回りの開き具合が気になる。
しかし、フリースの場合、首回りに汗がでて困っていたので、その分すっきりするかも、と思う。

ところがである。夜、そろそろ本格的に寝ようとしたら、首が寒い。これでは風邪をひきそうだ。
友人が風邪をひいて、何週にもわたって苦しんでいる。こんな寒いところで、風邪をひいては大変だ、と首をタオルやショールで巻くのだが、なんだか落ち着かない。

もう仕方がない。折角、プレゼントをクリスマスの夜までがまんしていたけれど、これでは元も子もない、とフリースに着替えた。

この土地では、冬にはネグリジェスタイルは合わない。しっかり暖かいものにしなければ、布団のなかでもスース―、風がとおりそうだ。

ギリシャの友人にはお礼を書いたけれど、これは来春(それも晩春)までお預けだ。
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