SSブログ

青いトマト

今朝、別荘地をはずれたところの畑で、畑じまいをしている知り合いにであった。
その畑の土地は、3年前まで、つれあいと私も借りて、野菜作りをしていたところだ。

われわれが体力の問題で撤退して、その知人、同じ別荘地に住む、移住族なのだが、プロ並みの畑にしている。

とうもろこし、花豆、モロッコインゲン、きぬさや、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、枝豆、スイカ、など、多品目を作り、それぞれに結構な収穫を得ているようだ。

今年は、きゅうりなど、なりすぎたとき、もらってくださいね、と言われて、10本以上のきゅうりをいただき、一人できゅうり責めの生活もした。

いよいよ、おしまいですね、というと、今年は動物の被害がなくてよかったですよ、と言われる。そして、腕には立派なトマトを抱えている。立派だけれど、赤くはない。青いトマトだ。

トマト、いりませんか?と言われる。自分で熟させるのですか?と聞くと、いや、青いまま食べるとおいしいですよ、ただし、漬物みたいにね、とのこと。
青く、固いトマトを薄切りにし、塩をまぶして漬物にするのだとか。いや、おいしいですよ、食べる時にごま油でもたらしてね、とのこと。

ごま油は臭いが苦手なのだが、オリーブオイルでも代用できそうだ。いろんな食べ方がある。

自分の畑を持っていると、こういう発見がある。とうもろこしは、メインの実を残して、2番目、3番目の実は落としていく。その実はヤングコーンとして食べられる。それこそ、ナマでも柔らかくて、サラダにぴったりだ。
インゲンなどは若いときにとりいれる。フランスでいうharicot finだ。柔らかくて甘くてとてもおいしい。

彼らも自分の家族で作る野菜をたんのうしたことだろう。うらやましい。

夕食に青いトマトを料理した。料理したうちにははいらない。薄切りにして、ギリシャの塩をまぶした。オリーブオイルはもちろんギリシャから持ち帰ったもの。

最初は固い、味がない、と思ったのだが、塩がしみこんだのか、途中から甘くなった。オリーブオイルも味を柔らかにする。真夏には無理かもしれない青いトマトの一品、堪能した。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。