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Un verre, c'est deja trop

今朝見たフランスのニュース番組では、呑み助にショックな事実が報道されていた。
フランスも参加したのかもしれないが、多くの国が参加した20年にわたる研究で、アルコールの害が大きくとりあげられたのだ。

これまで、フランスではワインなど2杯までは大丈夫、3杯以上はダメ、となっていたのだが、もう1杯でも、恒常的に飲むのは健康によくないというのだ。

1杯も飲めないとなったら、絶望してしまう友人も多い。
それにしても、赤ワインなど、ポリフェノールが健康にはいいのだ、と言われていたのに、それはどうなったの?と言いたい。

ガン、心臓疾患、あとなんだったろう、いくつかの病気にかかる確率が大きくなるのだそうだ。

しかし、フランスはけっこう長寿の国だとおもうのだが。
96歳でなくなったフランスの代父、また93歳で先になくなった代母、ふたりとも、ワインは欠かせない生活だった。昼と夜、そう多くはないけれど、毎日たしなんでいた。

母が亡くなって、父一人の食卓でも、11時ごろになると、アペリティフとしてポルトーを1、2杯、昼はメニューによって赤か白、夕食でも同じだ。
お手伝いさんが必死で飲ませないようにしていたが、父は頑固に飲んでいた。

この頃、長いきして何になる?という疑問がわいてくる。何パーセントか忘れたが、病気になる可能性が増えるというが、飲まないから病気にならないという保証もない。

アルコールを飲むことは別に私にとっては楽しみではないけれど、それを楽しみにし、それによって、他人に害を及ばさないのであれば、寿命の1、2年、短くなってもかまいはしないだろう。

しかし、「酒は百薬の長」ということわざも過去の、使用されていないことわざに分類することになるのだろうか。
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