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免許証返納

今日、友人(女性)の一人が76歳の誕生日を迎えた。今年は免許証更新の年なのだが、更新しないという。「返納じゃないのよ」と彼女は言うが、結局、もう運転をしないということでは同じだ。
といっても、彼女はペーパードライバーであったから、身の回りに変化はない。

近所の別荘へきた単身男性、今年は車を運転していない。80歳直前の彼、返納したのかと思いきや、車を手放しただけで、返納はしていない。だから運転はできるんです、という。
しかし、車を持たない不便さは、辺鄙な地であるこの別荘地では格別なものである。

それを補っているのは、同じ別荘地の人であるけれど、そう親しくもないのに、駅への送迎、日常の買い物、気安く依頼の電話がかかってくるので、少しお困り気味だ。

レンタカーをなさったら?と勧める人もいるのだが、あんなに車好きだった方が手放されたというのだから、なんらかの重大理由があるのだろう。

その理由がわからないから、私の車をお使いください、とは言えない。まあ、理由がなんであれ、車を気安く他人に貸すことはできないのだが。

私もきっと返納はしないだろう。76歳の友人のように、更新をしないという方法をとりそうな気がする。

車がそろそろ10万キロに近づいた。車のメンテナンスはきちんとしているし(販売所任せだが)、状態がわるいわけではない。だから、今しばらくは乗り続けるつもりなのだが、そうすると、この車がダメになるのが運転とおさらばする機会になるのかな?と思ったり、それが2年後くらいだと、ちょっと早すぎる、と思ったりだ。

昔は10万キロというのが一つの買い替え目安になっていた。そうしてみると、それにならって、今買い替えがいいのか、とも思う。
新車にして、2,3年で運転をしなくなるというのも惜しい話だし、次の車で10万キロを目安にするのもいいのだろうか。

それにしても、パリで会った従妹の友人、夫を亡くして、すぐに車を買い替え、それもスポーツタイプに買い替えて、沈みがちな気分を転換したのである。
つれあいを亡くした悲しみを紛らわせるには、車の買い替え、旅行をする、これに限るわよ、と私に教えてくれた。
旅行では助言に従っているのだが、車、ちょっとお金がかかりすぎる。
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