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村の慈善バザー

今日は年に1度、社会福祉協議会主催のバザーが行われた。数年前から行くようになったが、とても地味なバザーである。

展示される品物は、全部村民からの寄付。企業もないから、個人からの寄付である。結婚式や葬式などの引き出物、あるいは贈答用品、ゴルフの商品、そんなものが寄付される。
そのほか、お野菜もでる。白菜や大根、セロリ、渋柿などがあるのだが、ほとんどあっという間に売り切れる。

今年は食べ物も出た。おこわやクッキー、自家製こんにゃくなどもあった。屋台もでて、婦人会のひとたちが、たこ焼きを作って売っている。

寄付される品々、だんだん減ってきているそうだ。引き出物などがカタログで選べるシステムになってきたのが理由の一つにあげられる。

9時半スタートなのに、9時半に着いたら、もう会場から出てくる人たちがいる。どうなっているのかわからないが、買い物はもうすませたのだろう。

私の狙いはコットン製品だ。寝具(タオルケット)やタオル、こういうものに弱い。常にストックをしておきたいのだ。
ところが今年はそういった品々の寄付がなかったのか、あるいはもう売れてしまったのか、その種の品はなかった。

結局、ハンドタオルや小物類、ミニシクラメン、麻のシーツなどを購入した。
過去にはおでん鍋セットやフォンデュ鍋なんていうものも買ったことがある。今ではお荷物だ。

今回、我が家も寄付をした。つれあいのワイシャツだ。袋にはいったままのワイシャツが10枚ほどみつかった。それをそっくり寄付したのだが、その売れ具合もちょっと気になる。値段にいくらかの差があったのだが、1枚300円で売られている。しかし、売れ行きはあまり芳しくなさそうだ。
考えてみると、この村にはあまりサラリーマンがいない。農業と観光がメインである。需要はないのだ。

品物が売り切れになり次第、終わります、というけれど、これでは売れ残りもたくさんでそうだ。
1時間ほどたったところで、売れ残ったものの値段が下がるのだけれど、それを待つほどの意欲もない。

福祉への寄付だと思って、とヴォランチアの人たちから言われるが、必要としないものを買ってあとで困った、という経験を毎度している。

それでも毎年、楽しみでくるのは、やっぱり野次馬的主婦感覚が求めているのだろう。

今日は、またそんな買い物をして、とけちをつけるつれあいがいなくて、物足りなかった。

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