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語学の勉強

相変わらず、本の整理をしている。今、8畳間の天袋から本をおろしている最中だ。出るわ、出るわ、天袋というのは、こんなに収納ができたのだ、と驚いてしまう。

この家に住むことに決めて、すべての本をここに集約したものの、表に出しておくだけのスペースがないため、天袋に仮にいれておいたものだ。

主としてつれあいの本が収納されていた。見てみると、語学関係のものがたくさんある。英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、ついでに、アフリカの任地であったところの言語、リンガラ語まである。
英語については、基礎から実用、専門にいたるまで、種類が豊富だ。フランス語など、仏語訳、邦訳と勉強途中のものもある。仏語訳など、天声人語を仏訳している。点数は70点から80点ほど。

そういえば、フランス語の勉強には、天声人語の仏訳、そしてルモンド紙の社説を邦訳、これを毎日やっていれば、ニュース性のある言葉から山紫水明の表現まで、学べると聞いたことがある。

つれあいはそんな勉強もしていたのか、と感心するが、その片鱗すら残っていないのはどうしてなのか。

ロシア語は、仕事関係もあって、年をとってからの勉強で、まったくと言っていいほど、身につかなかったが、ドイツ語も勉強したことがあったとは知らなかった。シューベルトの「冬の旅」を歌えるのはそのおかげなのか。

つれあいも私も、外国語を仕事のメインにしていたのだが、仕事を離れて20年近くになれば、もうほとんどの知識は消え去っている。

これだけ勉強しても、ほとんど忘れるなんて、むなしすぎるわね、とつれあいに言うと、あの世にもっていっても役にはたつまい、と悟ったようなことを言う。

あえなく、これらの本は処分である。といっても、リンガラ語の分だけは、希少価値もあるので、もう少し残しておくことにした。


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