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男のこだわり

今週の後半からフランスへ行く。つれあいを一人残してだ。分担している家事も一人でやってもらうことになる。つれあいにとっては3食、作るというのが重荷らしい。

朝食はパンを焼いたり、コーンフレークスを準備したりは自分でやっているのでそう大変ではない。しかし、昼と夕食、これが気がかりみたいだ。3週間ともなると、買い出しにも出かける必要がある。

味噌汁やスープはインスタントですませると、一仕事楽ができるわよ、と助言をするが、反応は鈍い。彼の作る味噌汁はあまりおいしくない。仕事で留守したとき、彼が作った残りを食べたこともあったが、だしの取り方がいい加減(なんでとっているのかわからない)なのだろう、おいしくなかった。

カレーなどもレトルトを使うと、残りをどうするか、とか、鍋を洗うというような面倒がなくなって便利よ、というと、レトルトはおいしくない、とのたまう。あなたが作るものよりおいしいと思おうけど、と心の中ではいうが、まあ、おいしそうなものをいくつか買っておくわね、ですませる。

やる気があるときは、インターネットでレシピ―を出して、新作料理をトライする。帰国すると、私の知らない調味料がたくさん買ってあったりするのだ。

私はあまり料理好きではないから、いつもレパートリーのなかの簡単料理を順繰りに出していく。つれあいもそれにならって、常日頃使いなれている野菜や肉を使えばいいものを、いろいろ試してみるようだ。

主婦の仕事は在庫管理よ、と言われたことがあるが、野菜や肉を無駄なく使い切る、これがにわか主夫にはできない。

3週間ともなると、作り置きもできないし、もともとあまり作り置きはしたくないので、なにも作らないで出かけるつもりだ。

あくまで手作りにこだわりたいようなつれあい、男の料理を楽しむ3週間であってほしい。
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