SSブログ

いよいよ始まる老人生活

昨日のことである。午後の日帰り入浴から気持ちよく帰宅したのは3時半、水分補給をして、夕食までの時間をこたつの中で、パソコン相手にすごす。

夕食は簡単に整える。ご飯は昨日の残りをあたため、お味噌汁、大根とこんにゃくの煮物、それにブリの切り身をたれにつけたまま冷凍していたものを解凍し、焼く。ちょっとさみしいので、納豆を付け加える。

いつもなら、つれあい好みのメニューだし、喜んで食べるのに、食べたくないという。胃がおかしいわけではないが、お腹がもたれた感じがして、気分が悪いのだそうだ。お通じはあったというし、吐き気はないという。念のため、熱をはかるけれど、平熱の範囲だ。

食べたいものだけ食べれば?と言ったら、お味噌汁を少し飲んだだけで、箸をおいている。何はなくても食べるフルーツもいらないという。こんなこともあるのだ、と私は自分の分を食べ、食後のフルーツと和菓子を食べる。

おこたで休んでいれば?というと、素直にこたつにはいる。片付けをすませて、私もこたつにはいるが、テレビをみていてもさして面白くもない。昼にお風呂はすませているので、あとは寝るだけだ。つれあいに、2階の寝室へ行こうと促す。どうせ寝ているのなら、こたつより、きちんとベッドに寝た方が、本格的に休めると思ったのだ。

一度立ち上がったつれあいが、危ないと思った瞬間、倒れてしまった。さて、困ってしまった。しばらくそのままにしておくにせよ、きちんと就寝するには、2階へいかなければならない。階下にはベッドがなく、お布団を敷くことになる。2階にあがるのがしんどいのなら、お布団を敷くけれど?と聞くが、つれあいはいやだという。

この家はもう20年以上前に建てた。その時は、若く健康だったので、こういうことを想定していない。これまで、少し体調が悪いことはあっても、階段の上り下りくらいはできた。この頃、下りに1段ずつ降りることもあって、将来への不安は感じていたのだが。。。

もし、救急車搬送ということになっても、2階であれば、タンカで運ぶことも大変だろう。幅はあるけれど、とても急な階段なのだ。

寝室の中にトイレも作ったし、それなりに考えたつもりだったが、本人が動けなくなったときをきちんと考えていなかった。

結局、昨夜はその後1時間ほどして、どうにかつれあいも2階へあがるだけの力がでて問題解決したが、そろそろ準備が必要になったようだ。連れ合いの体調が悪く、2階へあがる元気もなくなったら、階下の部屋に寝かせることになるだろう。ベッドが必要になるし、2部屋ある和室のどちらかにベッドをいれなければならない。一人で寝かせるのも不安だから、やはりベッドは2つ必要だ。6畳の和室に2つベッドがはいるのかどうか。

道路から玄関までのアクセスも、階段が12段あって、けっこう高い。これもスロープにすべきなのか。

今朝も朝食はリンゴと紅茶だけで終わり、その後病院へいった。ノロウイルスによるものでもなく、インフルエンザでもなく、一過性のものだろうという診断。原因がわからないのが不安ではあるが、胃腸薬を処方していただく。
軽い(と願っている)症状だから、まだいいけれど、これから、どんな病気になるかわからない不安要素が多い。私自身についても、不安材料はたっぷり持っている。どちらがどちらを介護するのやら、その時になってみなければわからないが、そろそろ準備にかかる時がきたのかもしれない。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0